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言葉が詰まる、第一声の声が出ない原因と改善法
出だしの言葉が詰まって出にくくなる、とお悩みの方が多くいらっしゃいます。
「ありがとうございます、お疲れ様です、いらっしゃいませ」など、第一声の「あ」や「お」が詰まって声が出ない、というお悩みですが、声や言葉が詰まり、第一声が出ない原因は「声帯」が関係しています。
それでは、詳しい原因と改善法をご説明させて頂きます。
声帯が締まる
第一声など、声が詰まってしまう場合は、言葉を発する瞬間に力が入り、「声帯が締まる」という現象が起きています。
日常の会話では、声や言葉が詰まることはないのに、特定の言葉、例えば、「ありがとうございます」「おはようございます」「お先に失礼します」など、声がスムーズに出ないことがあります。
声帯振動
声は、声帯に呼気があたり、声帯振動が起こることにより生じますが、声帯が締まると、上手く声帯振動が生じず、声が出づらくなります。
声帯と呼気とのバランスが重要
「ありがとうございますが言えない」でもご紹介しました通り、声帯を締めてしまう場合は、力を抜くということが必要で、力を抜き、呼気が適度に声帯に当たり振動すれば、声の出づらさはなくなります。つまり、声帯と呼気のバランスが重要ということ。
特定の挨拶だけが言えない場合、他の言葉を話す時には、声帯と呼気のバランスは正常に保たれている一方、特定の挨拶のみ声帯と呼気のバランスが崩れ、言葉が詰まってしまう、そして、それを脳が記憶してしまっている状態があります。
ここで重要なことは、「言える」ということを脳に記憶させること。
つまり、言える状態を作り出すことが、一番の改善方法となります。
それでは、どのように改善するのかをご説明させて頂きます。
言葉が詰まる、第一声の声がでない場合の改善方法
声が詰まる方は、言う瞬間、言わなくてはならないと思うことで、声帯や体に力が入り、呼気とのバランスが崩れ、声が出にくくなります。そのため、改善するためには、声帯や体の力を抜く必要があります。
改善方法
- はーーーーと息を吐いてみましょう。 ※寒い日に手を暖める際に「はーーー」とするよう、息を吐きます。
- はーーーーと声を出してみましょう。
- あーーーーと声を出してみましょう。 ※ポイントは、「は」と同じ要領で声を出すこと。 息を吐いて声を出している感覚を身につけることが重要。
- ありがとうございます、と発音してみましょう。
上記トレーニングをすることで、声を出す瞬間、声帯や体の力が抜けるようになり、言葉が詰まることや第一声が出ない、とお悩みの方の改善に繋がります。
お試しレッスンで、根本的に改善するトレーニングを行なっております。
まとめ
特定の言葉だけ、言葉が詰まってしまう場合も、会話で詰まりやすい方も、根本的改善のトレーニングをすることで、必ずスムーズに話せるようになるものです。まずは、上記トレーニングをお試しください。
オンラインレッスンでトレーニングすることも可能です。