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病院で診断できない舌のもつれについて
舌がもつれる、とお越しになる生徒さんの中に、「病院で診てもらったが、異常はない、と診断された」という方が多くいらっしゃいます。
話して頂くと、確かに「普通」に会話ができ、「普通」に発音できている方がほとんどで、一見、何が悪いのか、と思う程の方がいらっしゃいます。
例えば、さ行やた行が発音できない、など、会話をしていて、発音自体に不明瞭さがある場合は、「滑舌が悪い」と断定することができますが、その症状が隠れている場合があります。
生徒さん方の症状
- 話していると、段々と舌がもつれる
- 一旦舌がもつれると、もつれが止まらない
- 調子の良い日と、調子の悪い日がある
- 一日の中でも話しやすい時と、話しづらい時がある
病院で診断できない舌のもつれ
上記の症状を話して頂く間は、「多少の滑舌の悪さ」はありますが、特に目立って舌がもつれることはありません。
病院でも、生徒さんは症状を説明するのですが、実際に話している時には、舌がもつれることがないため、医師の方も判断がつかないのも無理はありません。
しかし、この「多少の滑舌の悪さ」が重要ポイントで、この時点で、既にもつれの傾向は出ているのです。
症状を分かってもらえない
こんなに困っているのに、症状を分かってもらえない、という病院での出来事があり、中には、症状を分かってもらおうと、寝不足の状態でお越しになるなど、敢えて、調子を悪くした状態でお越しになる生徒さんもいらっしゃいます。
脳の問題でなければ、安心してトレーニングを行える
病院では、皆さん、脳の検査や、言葉の検査なども行うそうですが、もちろん「異常はない」とのこと。
この点で良いことは、脳などに問題がないのであれば、「滑舌や発音」に原因を絞ることができますので、安心して滑舌トレーニングを行えることです。
舌がもつれる原因
舌がもつれる場合は、以前から滑舌が悪いのか、ここ最近悪くなったのか、など、把握する必要があります。
舌がもつれる原因は、「滑舌が悪い原因」のように、小さい頃から「さ行」「た行」「ら行」など、特定の言葉の発音の仕方が悪いことや、舌小帯が短い(舌小帯短縮症)など、舌の形により、発音がし辛いことが挙げられます。
一方で、「滑舌が悪くなった原因」や「話す時に舌がもつれるのはなぜか」のように、ここ数年で悪くなった場合は、何かをキッカケに、発音の位置が変わったり、ストレスなどで、舌がもつれるようになるなどが挙げられます。
発音の位置を戻すことが大切
いづれにせよ、そもそも発音の仕方が間違っていれば、発音の舌の位置を正す、また、発音の位置が変わってしまったのであれば、以前の発音の位置に戻す、ということが大切なのです。
瞬時に発音がしやすくなる場合もある
以前、舌のもつれがなかった生徒さんは、滑舌トレーニング後には、以前の発音の位置に戻りますから、瞬時に発音がしやすくなります。帰る時には、「今日来たときより、話しやすいです」と驚かれ、また、このトレーニングをすれば、良くなるのか、と安堵されることろでもあります。
まとめ
舌の位置を整える滑舌矯正を行うと、上記のように瞬時に言いやすくなるなど、舌のもつれを改善することができます。
まさに、舌がもつれる時の「良薬」は、「滑舌トレーニング」なのです。
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