- ヴォイスレッスンジャス
- 東京都渋谷区渋谷1-9-5 ナスタックビル6F
- TEL:03-5950-3270
「き」が言えない原因
子供の頃から「き」が言えないので、治したい、とお悩みの生徒さんが多くお越しになります。
かきくけこの中でも、「き」が特に言えない、というお悩みをお持ちですが、母音の「い」が関係をしています。
発音する時に力が入ったり、「き」の発音で空気が入ったり、「き」が「ち」になるなど、発音自体が難しいことが多いのですが、なぜ、「き」の滑舌が悪くなるのか、「き」が言えない原因を詳しくご説明します。
「き」が言えない原因
「き」が言えない原因は、母音の「い」が関係しています。「い」の発音の位置が間違っていることが原因ですが、多くの方が舌が立つなどして、舌に力が入りすぎていることが主な原因です。
「か行」は少し力が入る言葉ですので、「い」自体に力が入っている場合、か行の子音の「k」が合わさると、さらに言いづらさが起きてしまいます。
母音の「い」が言いにくいことを「側音化構音」と言います。「側音化構音を治したい大人の方へ」でご説明しています。
幼少の頃から、発音の位置や仕方を間違えて使い続けることで、さらに舌に力が入るようになり、大人になって、言いづらさが増す場合がほとんどです。
「き」の発音で空気が漏れる
「き」の発音で空気が漏れるとお悩みの方が多くいらっしゃいます。「か行」の滑舌の中でも、かくけこは空気の音が入らないが、「き」のみ、口の奥で空気が漏れる感覚がある、片側のみで発音する感覚があると伺います。また、唾液が混ざり発音が不明瞭に感じる方も多くいらっしゃいます。
「き」の発音で空気が漏れるのは、「k」の舌の位置や、形に問題があることが原因です。母音の「い」で舌が立つことが一番の要因で、さらに発音の位置が正解とはズレることで、発音がしづらくなります。
この場合の治し方は、母音の「い」と「き」の舌の形、発音の仕方を正す、舌のトレーニングすることで、根本的に改善することが可能です。
お試しレッスンでトレーニングが可能です。
「き」が「ち」になる
「き」が「ち」になる場合は、発音の位置に間違いがあります。いづれも母音の「い」で力が入り、舌が立っている状態があることや、発音の位置が本来あるべき舌の奥側ではなく、前で発音がなされてしまうことが原因です。
つまり、舌が「き」の発音の位置ではなく、「ち」の発音の位置で動く癖がついていることが、「き」が「ち」になる原因です。
この場合も、「ち」の位置で発音してしまうのは、母音の「い」で舌が立つことが原因ですので、この点の改善が必要です。
「き」の発音は治るのか
「き」の発音は治るのかは、原因は明らかですので、舌の形を整え、発音の位置、舌を鍛えるトレーニングをすることで、「き」の発音を治すことが可能です。
空気が入る、「き」が「ち」になるなど、いづれも「き」が言えない理由は、母音の「い」ができていないことが原因ですので、母音と子音の両方のトレーニングを行うことで、必ず改善が可能です。
オンラインレッスンでトレーニングも可能です。
「いきしちに」が言えない方へ
「き」が言えない方は、い段の「いきしちに」が言えないお悩みをお持ちです。
「いきしちに」は、いづれも母音の「い」が関係し、発音ができない、発音がしづらいことが起きています。
「イ」「キ」「シ」「チ」が言えない方は、下記の「側音化構音を治したい大人の方へ」や「側音化構音は短期間で改善できますか?」の通り、いづれの発音も母音の「い」と子音のそれぞれを組み合わせ、根本的改善に繋がる舌のトレーニングを行うことで、発音を改善することが可能です。
「いきしちに」を治すトレーニングをした後には、発音が楽になるため、話すことが楽になります。
まずはご自宅でもできる、滑舌を良くする方法【Lesson1】舌トレーニングをお試しください。