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声の震えを止める3つの方法
声の震えが起きてしまう場合は「声帯と呼気とのバランスが崩れること」が原因として考えられます。
声の出る仕組みとは、声帯に呼気が当たり、声帯振動が起きることにより、声が生じますが、声帯を締めすぎたり、呼気が弱すぎると、声の震えに繋がります。
緊張時にも起きやすい声の震えですが、緊張していないのに、声が震える場合の「声の震えを止める3つの方法」をご紹介します。
声の震えを止める3つの方法
声の震えを止める3つの方法は、声帯の締め過ぎを治す方法、呼気を強くする方法、声の震えの癖を治す方法の3つです。
声が震えてしまう場合には、3つの原因があります。1.声帯の締め過ぎ、2.呼気が弱い、3.震えの癖がついている、の3つです。
ご自身の原因に合ったトレーニングを行うことで、声の震えを止めることができるようになります。
声が震える3つの原因
- 1.声帯の締め過ぎ
- 2.呼気が弱い
- 3.声の震えの癖がついている
1.声帯の締め過ぎ
声帯を締め過ぎてしまうと、いわゆる、「のど声」の状態になります。
声は大きいが、震えが生じる状態です。地声が強すぎることで、聞き心地が良くない声と判断されてしまいます。
声がよく響く、ことと、地声が強いのど声、呼気を声帯に送る呼吸のバランスに違いがあります。
緊張時は特に、呼吸の乱れが生じ、息を吸う動作、吐く動作が弱くなります。呼吸を安定させるためには、呼気をコントロールする「横隔膜」を鍛えることが重要です。
声帯を締めすぎてしまう場合は、体に力が入っていることが多く、まずは、力を抜いて発音、発声することが大切です。
声帯の締め過ぎを治す方法
- 肩を回すなど、体の力を抜きます。
- 力を抜いた状態で「あーーーー」と発声してみましょう。
2.呼気が弱い
呼気が弱いことで震えが生じてしまう場合は、締まった声帯に適度な呼気が当たらないことで、声帯振動が起きない、ということ。
息を吐く力が弱いことで、声が震えてしまいます。裏声に近い声や、小さい声の方に多く見られます。
呼気を強くするためには、息を強く吐くトレーニングが必要です。
呼気を強くする方法
- 息を適度に吸います。
- 「フーーーーー」と強く息を吐きます。
- 吹いた強さの感覚と同じ要領で、「あーーーー」と強めに声を出します。
3.震えの癖がついている
震えの癖がついている場合は、その癖を取り除くことが必要です。
例えば、上記「呼気を強くする方法」の「あーーーー」をスムーズに伸ばすことができず、「あ~~~」とビブラートのように揺れてしまう場合は、震えの癖がついています。
もちろん、声帯萎縮など、声帯に問題がある場合も、息が続かない、声が出ない、出づらい、震える、等ありますが、この場合も、声帯や声帯周りの筋肉を鍛えることで、声を出やすくすることが可能です。
震えの癖を治す方法
- 息を適度に吸います。
- 「あーーーー」と声が震えないよう、できるだけ長く声を伸ばします。
- 声が震えてきた段階で声を止めます。
緊張時に声が震える場合は?
緊張した時に声が震えてしまう場合には、緊張により声帯と呼気のバランスが崩れが起きています。緊張で起きる声の震えは、息を吐く動作を練習することで改善されます。詳しくは下記の「緊張時の声の震えを止める方法はありますか?」をご参照ください。
まとめ
声が震えてしまう場合は、上記3点あり、それぞれ治し方が様々です。ご自身で当てはまるトレーニング方法を是非お試しください。
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